虫歯予防について
フッ素には、「歯」を強化する働きがあります。
フッ素で「歯」を強化する
フッ素を歯の表面に塗るとハイドロキシアパタイトという成分とくっつき、酸に抵抗のあるフルオロアパタイトを形成し、エナメル質の酸への抵抗力を強める働きがあります。
1945年にアメリカで虫歯予防を目的に水道水にフッ素が添加されて約60年が経過しました。現在アメリカの子供の虫歯の数は2本。砂糖の量をアメリカの半分しか摂っていない日本の子供の虫歯は5本。いかに砂糖に対してフッ素が強いのかわかります。
エナメル質はいったん強くなると、簡単に酸に溶けることはないのでフッ素を使った歯質強化をすれば虫歯になりにくくなります。さらに、フッ素には知覚過敏にも効果があることが分かっています。
歯磨きは忘れずに!!
フッ素を塗っただけでは虫歯は完全に予防できません。虫歯予防の為には甘いものをあまり食べないなど、食生活に気を付け、お口の中をきれいにする様、食べた後は歯磨きを心がけましょう。
2008.11.08