歯周病菌の観察
歯周病に強い影響を与えると考えられている"らせん菌"、スピロヘータについて紹介します。
歯周病の進行している患者さんの歯垢や歯周ポケットからスピロヘータが観察されることが多いことから、スピロヘータの有無や量、活動性などを歯周治療の目安にしている先生も多くいます。
スピロヘータは、口腔内細菌の中でも最も興味を持たれている菌です。
不気味で気持ちの悪いスピロヘータ
そもそも、スピロヘータとは?正式にはトリポネーマ・ディンティコーラと言い、嫌気性(酸素がない状態で生育する)の菌です。
歯周病が進行し、歯周ポケットが5mm以上の人は、必ずと言っていいほどお口の中にスピロヘータ菌が大量に生育しています。
スピロヘータの一番の特徴は、素早いらせん運動です。蛇のようにくねくねと動き回る様子は、とても気持ち悪いものです。
当医院での歯周治療
スピロヘータを死滅させて歯周病の治療を行うために、当医院では徹底したブラッシング指導と、様々な効果的な薬品を用いたり、レーザー治療などを行っております。
歯周病撃退には
歯周病で歯を失わないためには早期発見・早期予防が大切!
良いかかりつけの医師と定期的な受診が不可欠です。